JASRACのせいで音楽教室が値上がり?使用料支払いを無視すると

2017年2月2日のニュースによれば、日本音楽著作権協会、通称JASRAC(ジャスラック)は

ヤマハや河合楽器製作所などが手がける音楽教室での演奏について

著作権料を徴収する方針を固めたとのことです。

 

そもそも音楽の業界に携わっていない人からすれば

「JASRACって何?」って感じだと思いますが、

実はこれってかなりとんでもない話。

 

こうした方針の変更に対してJASRACは現在

ツイッター民の方々から大バッシングを受けています。

 

今回はなぜJASRACがこうした方針に踏み切ったのか

これがなぜ批判を受けるのかについて考察をしてみました。

 

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そもそもJASRAC(ジャスラック)とは?

カスラック

画像出典:http://jin115.com/tag/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B9%…

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、その名の通り、

音楽の著作権を管理する団体です。

 

英語名はJapanese Society for Rights of Authors, Composers and Publishersで

頭文字をとってJASRACですね。

 

皆さんご存知の通り、

通常、CDを発売するなどして音楽を世の中に出す場合には

著作権を定める必要があります。

 

JASRACはそうした著作権登録の業務を行っている団体で、

国内の作詞者、作曲者、音楽出版者などの

権利者から著作権の管理委託を受けるとともに、

海外の著作権管理団体とお互いのレパートリーを管理し合う契約を結んでいます。

 

例えばコンサートや演奏会のほか、カラオケでの歌唱である楽曲を使う際には

「その楽曲を使わせて下さい」とJASRACに申請をする必要があるわけです。

 

その後JASRACに対して、それ相応の利用料金を支払い、

その利用料金の中から元の著作者、つまり楽曲を作ったりした人へと

使用料が支払われるという仕組みになっています。

 

JASRACにより音楽教室が値上がり?

JASRAC

画像出典:https://life-hacking.net/%E3%80%90jasrac%E3%80%91%..

そして今回問題となったのが、

音楽教室からもこの著作権を取るという方針をJASRACが固めたこと。

 

著作権法では

公衆に聞かせることを目的に楽曲を演奏したり歌ったりする「演奏権」を、

作曲家や作詞家が専有すると定めており、

これによりコンサートや演奏会であるアーティストの楽曲を使う際には

きちんと「使わせて下さい」という申請をしなければ使っちゃいけない

となっているわけです。

 

そして今回JASRACは音楽教室の徒も不特定の「公衆」にあたるとして、

この演奏にも演奏権が及ぶと判断。

 

これによりJASRACはウェブサイトなどで広く生徒を募集している教室約9千カ所

を対象にして年間受講料収入の2・5%を著作料金として徴収する考えです。

 

音楽教室大手ヤハマの小学生用基礎コース受講料は月額6500円。

生徒数は約39万人いるので単純計算でいくと年間

6500円 × 39万人 × 2.5% × 12ヶ月 = 760,500,000円(7億6050万円)

JASRACに支払わなければいけなくなります。

 

ヤマハだけでもこれだけですから、全国の教室

教室約9千カ所が対象となればその額はいったいいかほどのものか…

 

こうなってくると音楽教室も授業料や教科書の料金を

値上がりせざるを得なくなることは必至です。

 

ちなみにツイッターでの皆さんの反応はというと

  • 音楽文化を根こそぎ絶滅させる気か
  • 音楽教室(当面は個人運営の教室は除く)からも徴収するよってことだそうで…。街やお店から音楽が消えていったけど、こんどは音楽教室からも JASRAC の管理する曲が消えるんですかね。
  • このJASRACの件で全国の音楽教室の月謝が値上がりして音楽を習う子ども達が減るなんてことありませんように
  • JASRAC方針って最終目標は「日本の音楽文化の根絶」だからね。仕方ないね。
  • PPAP商標登録の奴もだけど、この根性が腐ってる感じ… 恥ずかしくないのかね?
  • JASRACは本来音楽家の権利を守る為に生まれたものだったのが、今は既得権の塊になって、組織を存続させること自体がその目的になっているわな。

まあ当然の反応ですよね。

 

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JASRACの使用料支払いを無視すると?

JASRAC

画像出典:http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/7010…

実はJASRACは以前より、かなり強引に著作料支払いを命じてくると話題になっていました。

以下はYahoo知恵袋に載っていた相談です。

 

親が半年ほど前まで経営していた飲食店に対してJASRACから通知書が来ました。

営業開始してからの十数年分○○万円を払えといいます。

電話までかかってきましたが無視しました。

しかし、同じような通知書が来たお店では無視し続けても、訴えると脅され結局支払わされたと聞きます。

過去のニュースを見ると1600万円払えなかった飲食店の女性は逮捕されたと聞きます。

 

春ごろに日本著作権協会(JASRAC)からアンケートが届きました。

任意によるものだと判断して、時間が取れなかったので破棄しました。

先月頃、直接電話がかかってきました。

「ジャスラックですが、お店で音楽を流してますか?」と聞かれたので、TV、そして著作権フリー音源(専用で買いました)を流していると答えました。

すると、「CDなどはお持ちですか?」と聞かれ、そりゃ持ってます。と答えました。

「書類をお送りしますので、ご記入の上返送してください」といい、

数日後に書類が来たのを確認したら利用申込書とJASRACについての案内パンフレットでした。

記入する欄を確認してもどうやっても申込みをする流れになる書類で、手つかずで置いています。

フリー音源を流しているのに利用申込書を出さなくてはいけないものでしょうか?

 

これを見る限りだとかなり強引に利用料金を支払わせてくる団体のように思えます。

 

一応ラジオやテレビで流れている曲を流すのであれば

タダらしいのですが、それでも請求がきたというケースもあるようです。

 

ちなみに利用料金は「500平方メートルまで」は年額6000円(月500円)。

決して法外な額ではありませんが、一度契約を結ぶと過去の分まで遡って請求されることも少なくないようです。

 

なかなかえげつなく利用料金をとってくるようですが、

やはり今回の音楽教室への請求もこのまま可決されていくのでしょうか。

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