EU離脱による夏休みのイギリス旅行への影響は?入国審査や注意点

イギリスのEU脱退の報道が連日なされていますね。

一時期は残留派が僅かに優勢だと言われていましたが、蓋を開けてみれば離脱派の勝利。

リーマンショック以降最大の混沌が経済に訪れるなんて言われていますが、影響の範囲が大きすぎてまだ正確な状況を把握できていないというのが現実でしょう。

そんな中、世間はもうすぐ夏休みということでイギリスへ向けて旅行の計画を立てていたという方も多いはず。

そこで今回はイギリスのEU脱退に伴い、我々日本人旅行者にとっては一体どんな影響が出てくるのかを調べてみました。

先に結論から言ってしまうとおそらく直近はそれほど影響はないというのが私の見解です。

以下その理由を

・金銭

・入国審査

の面からご説明したいと思います

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EUとは何か?

EU脱退 旅行

そもそもEUというのは一体どういった組織なのでしょうか?

イギリスがEUに加盟していたことによって享受していたものを明確にすれば、離脱した際の影響も分かります。

EUとは、Europe Union(欧州連合)の略で1993年に、前身のEC(欧州共同体)から拡大するかたちでマーストリヒト条約をうけて誕生しました。 

その設立の背景は2つ2度とヨーロッパで戦争をしないように、そしてヨーロッパ圏の経済力を高めるためにという理由からです。

ヨーロッパで戦争をしないようにというのはEUに加盟している国同士でお互いに不可侵条約を結び、もし違反をした場合は他のEU国で連合を組んで制裁を加えるという内容。

そしてもう一つ経済力を高めるというのは

1,貨幣をユーロに統一

2,圏内の関税撤廃

3,パスポート不要

という3つの施策を行うことで、ヒト・モノ・カネといった資源を国を越えて循環させることにより、経済を円滑に進めようという狙いがありました。

イギリスがEUを離脱することによって影響を受けるのは主にこの上記3つですね。

EU脱退による夏休みのイギリス旅行への影響は?【金銭面】

EU脱退 イギリス 旅行

EUが一体どういった組織なのかを確認した上で、では一体旅行者にとってどんな影響が出てくるのか見てみましょう。

EUの3つの施策のうち、貨幣をユーロに統一するという話ですが、ご存知の通りイギリスはユーロを使っておらずポンドを採用しています。

通貨に関してはこれまで通りポンドを使用しますので気にすべきはポンドと円の為替市場

下の図は直近3ヶ月のポンド対円の為替チャートです。(2016年6月26日13:00時点)

ポンド 円

ご覧のとおり、この3ヶ月で1ポンド=160円代から1ポンド=140円までポンド安に。

つまりは仮に100ポンドの商品を買った場合、今までは16000円で買っていたものが14000円で買えるようになったということです。

こういったことを受けて、旅行業界の関係者からは、「旅行意欲が高まる」「買い物や長期滞在も増えるのでは」と期待の声が上がっています。

円高・ポンド安となれば旅行会社各社が提供している旅行パッケージも当然安価になることが期待できますが、残念ながら通常は旅行会社が現地のツアー会社と契約を結んだ時点での為替相場が反映されるので旅行代金に反映されるにはもう少し時間がかかります。

ですが、大手の旅行会社などのツアーには参加せず、自分で航空券や宿を手配するバックパッカースタイルのような人たちにとってはこの夏休みにイギリスに旅行するのであればかなりの金銭的なメリットが期待できそうです。

 

しかし、そのメリットを享受できるのも実はあと少しの間だけの可能性が高いです。

ここで関わってくるのが2つ目の関税の撤廃

イギリスはこれまでEUに加盟していたのでヨーロッパの大陸諸国から輸入をする場合、それらのものに関税がほぼかかっていませんでした。

しかし、今回の脱退を受けて今後イギリスへ輸入されてくるものには高い関税がかかり、国内の物価が上がるのは必至。

我々旅行者からしてみればせっかく為替がポンド安になって100ポンドのものが16000円ではなく14000円で買えるようになったのに、そもそも100ポンドだったものが120ポンドとかになってしまうなんてこともあります。

EUの脱退は今後2年間をかけて慎重に行っていくそうなので、関税率などが具体的に決まるまでが勝負かもしれません。

EU脱退による夏休みのイギリス旅行への影響は?【入国審査】

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では次に入国審査のことについて見てみましょう。

EU圏にはシェンゲン条約協定というのがあり、EU加盟国内でシェンゲン条約に加盟している国の中では入国の際パスポートの提示はいりません。

例えば日本→ドイツ→フランスというルートを通った場合、ドイツ→フランス間ではパスポートの提示が特に必要ないんですね。

イギリスがEUを抜けてしまえば当然この協定への参加資格も失います。

しかし、ながらイギリスは元々シェンゲン条約協定には参加していません。

なので今も昔もどの国からイギリス国内に足を踏み入れるにしてもパスポートの提示は必要なんですね。

よって日本人旅行者がイギリスに旅行することになっても入国審査に関しては特に変化がないと思われます。

 

ということで今回はEU脱退に伴う夏休みのイギリス旅行への影響について調べてみました。

イギリスがEUを脱退したことによってすぐに変化が生じるのは為替ぐらいだと思うので、この夏休みの旅行ではとくにそれほどの変化は起きなさそうです。

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